多少の無理は勢いで乗り越える
そう。
まるで連載打ち切り間際の漫画のようなハイスピードかつ強引な展開で過ぎ去っていった2010年 夏。
そんな生活を数ヶ月続けるとスタッフはどうなるのか?
少し振り返ってみようと思います。
まず、ピークシーズンを初めて経験した同室のP君。
やはり相当疲れが溜まっていたのでしょう。
まあ、無理もない。
ペンションがショップ内にあるということは、起きている時間は全て接客の時間なわけで。
休みなんてないわけで。
唯一の安らげる時間は寝る時間だけなわけで。
そんな静寂の時間を打ち破るP君。
彼は自覚していないだろうが、寝る時間になると一応目を閉じている。
しかし、緊張がゆるみ地球人を演じていることを忘れるのだろう。
ナメック語をごにょごにょとしゃべりだす。
これは全く理解不能なので問題ない。
しかし、時に彼はブリーフィングを始める。
講習をしている時もある。
そしてトラブルが起きたのだろう。
うなされる。
そして突然「マスク逆ー!」と叫ぶ。
その後電池が切れたように静かになる。
・・・・。
エクソシストか、お前は。
心臓に悪いわ。
それに流そうかなあとも思ったんだけどさ。
まじでなんなの、そのトラブル?
冷静になって寝ようと思えば思うほど、気になるんですけど。
しかし、僕の心の声は虚しく暗闇の中に吸い込まれていった。
雲見でのダイビングは下田ダイバーズで!
神子元でのダイビングは神子元ハンマーズで!